こんにちはスカイアイジャパンの今井です。
ここ数日でDJI Phantom4シリーズの機体本体とプロポの最新ファームウェアのアップデートがありました。(2017年6月8日)
このファームウェアですがアップデートするとドローンからの映像がプロポに映らなくなるんですよ。Phantom4Pro本体とプロポともに最新のファームウェアであっても、どちらか最新でどちらかが古いファームウェアであっても起こります。
なんやそれって感じですが、なります。
そこで対処法を書いておきます。今回はProのみですがもしかしたらPhatom4にも同様の問題があるかもしれないので、参考にしてみてください。
ファームウェアリリース日:2017年6月8日
- 対象機体:Phantom4 Pro
- 機体ファームウェア名:V 01.04.0602
- プロポ(モニターの無い通常のコントローラー)ファームウェア名:V 1.4.1.0
- プロポ(専用モニターのあるコントローラー)ファームウェア名:V 1.2.0.0
Phantom4 Pro機体ファームウェアアップデート
DJI Assistant2を介して有線でアップデートします。
プロポのファームウェアアップデート
通常のプロポの場合、使用するタブレットのDJI GO4アプリを無線接続してファームウェアを最新のものにします。
Pro Plusの場合は後述します。
通常のプロポの場合
- 解決法:機体とプロポを再接続する
ipadなどのタブレットをモニターとして使用するプロポの場合、機体とプロポを再接続することで解消できるようです。もともと繋がっている機体とプロポを繋ぎなおすということですね。
再接続の方法
DJI Go4アプリの起動>ENTER DEVICE>画面右上の「・・・」をタップ>プロポアイコンをタップ>「送信機リンク」
そうすると、「ピッピッピッ」と音がし始めるのでPhantom4Pro本体左側にある「
Phantom4 Pro Plus モニター付のプロポの場合
- 解決法:通常のプロポと同じ
Pro Plusも通常のプロポと同じ方法で解決できますが、こちらは再接続そのものよりもそもそもファームウェアを最新のものにアップデートできていない可能性の方が高いです。
通常、ファームウェアのアップデートはwifi経由で行いますがProPlusの場合プロポから出るPhantom4Pro本体をコントロールするための電波がwifiと干渉してwifiとの接続ができないことがあるからです。
フグが自分の毒で死ぬようなもんですね。
しかも、wifiの種類によっては出来ることもあるし、出来ないこともあるという博打状態です。
確実なのはmicroSDカードにPCを介して直接ファームウェアをダウンロードし、そのmicroSDをプロポに挿して直接アップデートをすることです。
しかし!!!ここにもまだ問題があります。最新のファームウェア「V 1.2.0.0」ですが、何故か日本のDJIの公式にはありません。(日本のものは3月7日が最新のままになっています)
英語版のDJI公式にあります※。そこで下記からページへ飛び、画面右上にある言語設定を「ENGLISH」にして「V 1.2.0.0」をダウンロードします。
6月下旬に日本語版でもダウンロードできるようになりました。
これをコピーしたmicroSDをプロポに挿し、
system setting>ファームウェアのアップデート>画面右上>ローカルアップデート
これでOKです。最新のファームウェアにアップデートできたら、Phantom4Proから映像が届くか確認し、届かないようだったら本体との再接続を行います。
まとめ
Phantom4 Pro、Plusともに「機体本体」と「プロポ」のファームウェアを最新のものにアップデートして機体とプロポを再接続します。
こうすることで映像は見られるようになるはずです。
Pro Plusは電波の問題でwifiによるファームウェアのアップデートができないことがあるので、その場合はパッケージを公式サイトからMicroSDカードにダウンロードして、プロポに挿入してアップデートします。
以上です。
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